ショパンコンクールの順位が発表されて1日過ぎました。
続々と入賞者インタビューが来たり、授賞式・入賞者コンサートの動画が来たりと、まだまだ要チェックです。
前回記事で載せなかった特別賞の受賞者を載せておきます。
SPECIAL PRIZES:
• マズルカ最優秀演奏賞 Yehuda Prokopowicz イェフダ・プロコポヴィチ(ポーランド)
• コンチェルト最優秀演奏賞 Tianyao Lyu リュー・ティエンヤオ(中国)
• ソナタ最優秀演奏賞 Zitong Wang ワン・ズートン(中国)
• ポロネーズ最優秀演奏賞 Tianyou Li リ・ティエンヨウ(中国)
• バラード最優秀演奏賞 Adam Kałduński アダム・カウドゥンスキ(ポーランド)
AUDIENCE AWARD:
• 第1位 – Piotr Alexewicz ピオトル・アレクセヴィチ(ポーランド)
• 第2位 – Tianyao Lyu リュー・ティエンヤオ(中国)
• 第3位 – Vincent Ong ヴィンセント・オン(マレーシア)
ピティナよりインタビュー動画がアップされています。聴いてみると興味深いです。
桑原志織さん
桑原さんの話しぶり、大人っぽく落ち着いていますね。
「コンクルーのすべての日程を終えて、自分の用意してきたプログラムをすべて演奏で来たということに大きな喜びを感じました。」
「舞台に上がる前はわくわくしましたし、私自身も集中して演奏できました。ファイナルはマエストロとオケの皆様が素晴らしい温かい音でサポートしてくださったので、楽しみながら演奏で来たかなと思います。」
ショパンのコンチェルトをオケと共演するのは、昨日が初めてだったとのこと。これは驚きましたが、落ち着いていましたね。「幸福感のあるひととき」「ファイナルは幸福なステージでした」と言ってましたね。
桑原さんはいつも緊張しているようには見えませんでしたが、実際、それほど緊張なく楽しんでいたのですね。もうすっかりプロのピアニストの風格があります。
エリック・ルーさん
「正直、音楽で順位を競うのは不自然なことだと思っています。しかし残念ながら音楽の世界は本当に激しい競争社会なんです。人は競争を見るのが好きなんでしょうね。
コンサートの録音より、コンクールの映像のほうが多くの人が観るのがその証拠です。」
確かに・・・エリック・ルーさんはそんなふうに考えていたんですね。
進藤実優さん
「師匠からのアドバイスは、常に健康でいなさい、ということ。やりきったというよりは、あ、もう過ぎてしまったという感じでした。」
「ショパンの難しさは共感し過ぎてしまって、どのように演奏すればいいか、ときどきわからなくなる」
進藤さん、少し元気のない感じでした。失望があったことと思います。ファイナリストで入賞者というだけでも、ピアニストでは世界屈指の素晴らしい成績ですが、もっと上を目指していたのでしょう。前回大会からここまでずっと頑張ってきたのでしょうから。

1∼3位までの入賞者は、全員ダン・タイ・ソン先生の弟子だそうで、前回のブルース・リウさんもそうでしたね。生徒を素晴らしく導く優秀な教師というのか、同じ先生の弟子が入賞しすぎという意見も…
フィギュアスケートで、クリケットクラブのブライアンコーチがメダリストを輩出しているような感じなんでしょうか。
ファイナルでは、前回大会までは協奏曲1曲だけだったのに、今回から難曲の「幻想ポロネーズ」を弾いてから協奏曲を弾くというのは、ピアニストにとってはどうなんでしょう。個人的には負担が大きいのではと思ってしまいます。
(素人考えですが)幻想ポロネーズを必須の曲とするのなら、2次、3次あたりで入れたらどうなのでしょうね。